子どもが自分でできる環境づくり ~玄関編(2歳児)~

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大人が手や口を出すのではなく、子どもが一人でできる環境を整えてあげることが大切、とモンテッソーリから学びました。

ってことで、『なんでも自分でやりたい時期』の魔の2歳児。

 

とはいえ『じゃあ自分で好きなだけどうぞ』とならないのが大人の事情。

頭ではわかっていても・・・

 

自分(親)の出社時間に間に合わない!
早く保育園に連れてかなきゃいけない!
モンテッソーリ教育的には強制なんてよくない!

 

って、どうすりゃいいんだー。
と当然毎日イライラ。

 

そんな日々の葛藤の中、一人でできる環境、やりたいと思える環境を作るようにできたらなあと、少しずつ試行錯誤を繰り返してきたPenPon家の玄関での子どもが自分でできる工夫を書きたいと思います。

 

1.自分でやりたい問題:靴を自分ではきたい


『自分で履きたい⇒うまく履けない⇒時間がかかる⇒親もイライラする』の悪循環。

 

自分ではうまくできないくせにやろうとするんだ!とイライラしっぱなしでした。

そして怒鳴って、自己嫌悪になる母。

※通信講座でモンテッソーリのことを学んで立ってこんな状態なわけで・・・理想がわかるだけにより自己嫌悪も深かったのです(泣)。


ここであきらめてはいけない。子どもを観察せねば。

靴をはきたいのにはけないのには、理由があるに違いない。


靴は履きやすいテープの靴ですが、それでもうまく履けない。

よくみるとくつのうしろをひっぱりあげるのがうまくできないみたい。

 

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100均のリングを付けて、靴を履きやすくしてみました。

 

母が教えなくても、リングがあると指を入れてひっぱるとはきやすいということを覚えたらしい。びっくり!


さらに一応個人識別も兼ねてリングの色を分け。

 

「Penちゃんのむらさきの靴、Pоnちゃんのピンクの靴」と言ってたら、いつの間にか「これ1号ちゃんのじゃない!」と自己申告してくれるように。

ちゃんと”分のもの”という意識が芽生えるようになりました。

 

2.自分でやりたい問題:靴の左右がちがう

子どもといえば、左右間違えて履くのは定番。
「こっちは右だよ~」と言っても、右左もわからなければ靴の違いもわからない・・・のではないかと母は思っております(なんせ、自分が結構大きくなるまでわからなかったから(笑))。

 

せっかくうまくはけても左右が違って、履きなおさせると『ぎゃー!』となってすべてが台無し。そんなことも多々ありました。

 

そんなわけで、プチモンテッソーリ的『自己訂正』の工夫

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お手製イラストで『お日さまぺったん~』

 

二人とも左右の確認は、このお日さまがぺくっついているかどうかで自分で気付いてくれるように。間違ってても『あれ?おひさまは?』と言うと自分で直してくれます(笑)。

 

3.自分でやりたい問題:靴をぬぐけどならべない

靴を履くことさえままならない子どもたちに、『並べなさい』と親が言ったところできちんと並べろは難しい問題かもしれません。

 

でも、2歳児の子供たちでも脱いだ靴を自然に並べたいという環境は作れるのではと思ったのです。

理由は、ふたりが以前とあるSA(サービスエリア)で遊ぼうどしたキッズスペースのこちらの様子。

 

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母「ここで靴脱ぐんだよ~」と言ったら。。。なんと、そう置きましたか!


絵柄の上にちゃんと並べる二人を見て「これだ!」と思った母。

 

たぶんそういう意図で絵を描いてあるわけじゃないと思うのですが、二人はこの上に置いてくださいという意味にとらえた模様。

 

おうちモンテッソーリを実践されてる方のブログをみると、この子どものぴったりあわせたいという敏感期を生かして、玄関に靴型を書いておき、そこに自然と子供が靴を並べる環境づくりをされています。

 そうすることで『靴をちゃんとならべなさーい!』なんて言わなくても、子どもは自分でちゃんと靴型の上に靴を並べると言うわけなのです。

 

うちの双子たちを見ると、こういう絵柄でも『ここに並べたい・置きたい』という敏感期的な気持ちが湧くようです。というわけで試してみたのがこちら。

 

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100均で売っている台を買ってきて、子供用の靴置き場を制作。

台にしたのは、わが家が賃貸の狭い玄関のため、少しでも収納スペースを作りたくて、下には子供たちの草履などが置いてあります。

 

カワイイゾウのシールも100均です。

左の黄色のゾウがPen。右の赤いゾウがPon。

シールは二人が自分で選びました。


親が『あんたこれね』と勝手に決めたものは忘れるけど、自分で選んだり、書いてとお願いしてきたマークというのは、ちゃんと覚えてるんですよね。


こういう小さなこと一つ一つにもモンテッソーリの言う「自己選択」が大切だなと思います。

 

4.環境を作ってその後はどうだったか

①靴を自分ではきたい

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リングのおかげでスムーズに自分ではけるようになりました。

保育園登園時の朝のイライラがだいぶ軽減されるように。

 

②靴の左右がちがう

『おひさまぺったん』のおかげで「左右違うでしょ!」とわが家で怒ることはなくなりました。


年中になったくらいからでしょうか。二人が「くつをくっつけたときにここが開いていると逆なんだよ」と教えてくれました。


保育園でならったことがちゃんとわかる、そして開いている開いてないといったもののサイズ感がわかる年頃になったんだなあと・・・そのころからおひさまぺったんを書くのはやめました。

 

③靴をぬぐけどならべない

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Pon3歳

 

ぴったりは置かないけど、保育園の間ずっと、この上に自分たちの靴を置くというのが習慣化に。

 

時々、靴を置き忘れることもありましたが、何も言わずに様子を見てると、トイレに行く時や、何かのタイミングでふと気づき、ちゃんと揃えてます。

 

母的には、帰ってきたそのタイミングでやれてないとめちゃイライラ・・・ですが、その場でできてなくても、少し様子見るのって大切だなあとぐっとこらえました( ̄ー ̄;。

 

5.まとめ

子どもが自分でやるようになるということ自体すごいことなのですが、何がいいって『親が子供を怒る回数が減る』のです(笑)。

 

『見て!できたよ!』と嬉しそうに見せる子どもの表情。

 

こういう姿を見ると、モンテッソーリ教育の言う『子どもはやり方がわからないだけ』というのはこういうことだったのかと思います。
子どもの状況にあった環境が必要なんだなとしみじみ感じました。

 

環境を整備して、やり方を伝える。

できるようになるまでは、何度も隣で一緒にやり、見守る。

 

2歳児なのですぐにはできなくても、いつの間にか習慣化されてるなと感じました。

 

とはいえ、習慣化したとはいえ、ゴキゲン度合いでやったりやらなかったり。

まあ大人でもそうですもんね。そんなときこそ親の忍耐。

 

親の忍耐も必要だけど、確実にその後は当たり前のようにやってくれるようになるので、こういう積み重ねが自立・自律への1歩だったんだなあと、大きくなった今も思います。

 

 

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